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安眠を導いてくれるハーブ

ストレス社会と言われる現代、国民の10人に1人が睡眠障害に悩んでいるそうです。不眠が悪化すると、日常生活に支障をきたすような深刻な問題になるケースもしばしばです。精神的なストレスが原因で不眠になるケースも多いので、そのストレスをうまく解消する方法を見つけることが不眠解消の鍵になるでしょう。

では、リラックスした眠りに導いてくれると言われる話題のハーブたちをご紹介します。



バレリアン(西洋カノコ草)は、強烈なじゃこうの香りが特徴です。「神様の睡眠薬」とも言われ、昔から安眠のお助けハーブとして用いられていました。根にはバレポトリエートという成分が含まれます。バレポトリエートは、脳内の働きを正常化し、極度の緊張を緩和させるガンマアミノ酪酸の放出を高め、不眠や不安を解消すると言われています。また、イリドイドとアルカロイドという成分も含まれています。イリドイドは神経系の鎮静作用が高いといわれ、アルカロイドは体内の免疫組織であるマクロファージを増加させ免疫力をアップさせると言われいます。
ただし、多量に摂取すると倦怠感やめまいを感じる場合があるので、使用時は注意が必要です。また、睡眠薬などの薬を服用されている方は医師の指示に従ってください。

リンデン(西洋菩提樹)は、ほんのり甘い優しい香りです。香りの揮発成分、ファルネソールは、神経緩和と不眠の解消に役立つといわれています。また、リンデンに含まれる成分であるサポニンは、副腎皮質からグルココルチコイドの分泌を増加させ、ストレスに対する生体防衛反応を促進し、安眠に導くと言われています。

ジャーマンカモミール(カミツレ)は、りんごに似た甘い香りがあり、とてもリラックスできるハーブとしてよく知られています。この芳香成分のクマリンは、神経に対する鎮静や催眠作用があると言われています。あの『ピーターラビット』の物語の中で、お腹を壊したピーターラビットにお母さんウサギが与えたのがカモミールティーでした。カモミールにはタンニン、コリンが含まれています。タンニンには、下痢の緩和や解熱によいとされ、また、コリンは肝臓に脂肪が過度につくのを防ぐと言われています。心を落ち着かせるので、なかなか眠れないときや疲れている時にミルクティーとして飲むのもおすすめです。

パッションフラワー(チャボトケイソウ)は、神経をリラックスさせ眠りを深めるとして昔からいわれてきたハーブです。パッションフラワーにはアルカロイドとフラボノイドが含まれています。アルカロイドは神経伝達物質の分解を阻止するといわれ、フラボノイドは心を落ち着かせるといわれています。
使用上の注意として、妊娠中の方、低血圧の方は医師の指示に従ってください。また、飲用後は車の運転などは控えてください。

上記のようにハーブは私たちにとって大変役立つ作用を数多くもっています。正しい知識をもってハーブを有効活用して毎日を元気に過ごしましょう。ハーブ30種の詳しい知識、正しいハーブティーの淹れ方やエッセンシャルオイルの基礎知識などが学べるハーブスタディネットのウェブ講座をぜひご利用ください。ハーブスタディネットのウェブ講座はPAH資格試験に対応しております。
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