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Home > 学んでなるほどマル得ハーブ > ハーブを仕事に役立てる > 小野 貴史さん
┃季節やその日の気分、料理、健康状態などに合わせてブレンドしています。
プライベートのお話が出たところで、小野さんのご自宅では、ハーブをどんな風にお使いですか?
忙しくてハードな毎日なので、ハーブには心身ともに癒してもらっています。食後にはハーブティー、入浴時にはバスハーブという感じで、家内がいろいろな場面でハーブを活用してくれています。
どんなハーブティーを飲んでいるんですか?
あえて言うならハイビスカスが多いでしょうか。一応26種類のハーブを揃えていて、季節やその日の気分、料理、健康状態などにも合わせてブレンドしています。ですから、このハーブティーが多いというのはあまりないですね。
ご自宅でも、それだけのハーブを揃えてブレンドされるのは凄いですね。
ハーブをキレイに飾って並べたりしているわけではありませんが、キッチンにある程度の種類を常備しておくと、ブレンドできる楽しさと安心感がありますね。
まあ、どうしても私は仕事半分になってしまいますが、家内が協力的なのはありがたいです。ブレンドは私の担当でも、ハーブティーについては家内の方が好きで詳しいぐらいです。お陰で家ではホッと一息つけています。
奥様の愛情も加わって、なおさらおいしそうですね。
そうですね(笑)。でもどのご家庭でも、仕事で疲れて帰ってきたご主人に、その日の様子でハーブティーをサービスしてあげたら喜ばれるのではないでしょうか。また、働く女性も自分の体調と相談しながら好きなハーブティーでホッとできる時間を持てたらいいことですよね。
ところで小野さんがハーブと出会われてからの約10年で、ハーブに対する世の中の印象はだいぶ変わりましたよね。
はい。ハーブはいよいよ“表舞台”に出てきたなという印象がありますね。“ブーム”を越え、日常的になくてはならないもの、そうなりつつあるのではないでしょうか。
それでも、まだなかには機会があったらハーブティーを飲んでみたいけれど、よくわからないからという人もいらっしゃいます。もっともっとハーブの存在そのものが広まって一般化してほしいです。
ハーブの可能性についてはどうお考えでしょうか?
まず、我々のような仕事でいうと、もちろんハーブを料理に使っている人間はたくさんいますが、PAHのような資格があることさえ知らない人が多いと思います。
ソムリエの資格は、仕事柄取得している人が非常に多いですけどね。奥の深さでいうなら、ハーブも同じなのにきちんと学ぶ時間がない。本当は我々にもとても必要な知識だと思います。
良い調理人やサービススタッフというのは、もともと勉強家が多いんです。そんな仲間達にもPAHの存在を知らせていきたいですね。時間がなくても集中して効率的に学べますし。
“プロ”の世界以外ではどうでしょうか?
先ほどお話した以外にも、ご家庭でもっと気軽に取り入れられたらいいですね。「食」の部分で言いますと、素材のうまみを引き出しすことはもちろん、ホームパーティーなどでも、ハーブを少し加えることでセンス溢れるおもてなしのひとつとして、きっと喜ばれると思いますよ。
また、子供達にも小さい頃からハーブを取り入れた食事をさせることは、健康にも良いでしょうし、ハーブは一緒に育てることもできますからね。ハーブを愛でながら、成長過程を見守り、自然の恵みを実感しながら食卓でいただくという幸せ。生活の中にハーブを取り入れるチャンスは、たくさん潜んでいると思います。
改めてハーブの楽しさ、素晴らしさを教えてください。
「衣・食・住」は、人間の生活にとってどれも欠かせない大切なものです。全てが豊かだったらいいですよね。でも、「衣」と「住」に関しては、贅沢しようとしたら途方もなくお金がかかります。どんな高級品を買って着たところで、毎日同じものを着ることはできないし、住環境にお金をかけようと思ったら、それこそ際限がありません。
その点「食」の部分に関しては、とにかくまずは健康でないと食べ物をおいしくいただくことはできません。たとえばそこで健康維持・増進のためにもハーブを活用すれば、たとえお金をかけなくても、生活を豊かにすることができるのではないでしょうか。
それはお金をかけることだけが「食」としての贅沢ではないという意味でしょうか?
そうです。採りたてのフレッシュなハーブを食したり、愛情を込めて、手間を掛けて料理を作ったり、それこそが本当の意味での“食の豊かさ”だと私は思っています。そういう意味で「食」におけるハーブの可能性は無限です。もちろん生活全般においてもですね。
ハーブとの関わりの中で、今後の抱負を聞かせてください
昔から、食後にコーヒー、紅茶だけだった飲み物の選択肢を増やしたいと思っていました。そのためにも、まずはハーブティーをコーヒー、紅茶と同様、一般的にしていきたいですね。飲食には、もっともっといろいろな選択肢があっていいと思います。そして、おいしく、体にもいいものなら、和洋中などのジャンルにはこだわらず、どんどん取り入れているような店を作っていきたいですね。
そんなお店ができたら、誰にとっても嬉しいですね。
ありがとうございます。今、自然回帰だとか、自然治癒力だとか、いろいろ言われていますよね。病気もまずは予防からだとか。ハーブ自体の広まりにより、こういったことにも貢献できることがたくさんあると思っています。
そんな考え方をこれから作っていくお店にも取り入れられたらいいですね。楽しくおいしく食べて、健康になり、また食べて……というように良い循環のお手伝いをしていきたいですね。
最後に、これからPAHをめざす方へ、アドバイスをお願いします。
一度に暗記しなくてはと思うと、大変さが先に立つかもしれません。ですからまずはハーブに関してとか、アロマに関してとか、自分が学びたかった、やりたかった部分を中心に、楽しく学んでいくことが大切だと思います。そして、好きな部分だけは満点を目指して、ほかは順次覚えていきながら、70〜80%クリアを目標に学んでいけば、よい結果を迎えられると思います。
とにかく楽しく、喜びながら知っていくこと。これが試験合格への近道でもあると思います。広い範囲ですし、覚えることも多いですが、ハーブに少しでも興味がある方でしたらきっと楽しみながら勉強できるはずです。ご自分のペースで是非頑張ってください。
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